貧困女子が走る個人風俗の実態

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東京の保険会社で契約社員として働くA子(25)は毎週水曜日になると、JR山手線の某駅で降りる。
繁華街にある出会い喫茶に入り、なじみの男性客が来るのを待つ。男性は店に〝連れ出し料金〟を払って、A子を雑居ビルに連れていく。飲食フロアは定休日で人の姿はない。
トイレでスカートを脱いで下半身をあらわにすると、和式便器にまたがり、男性に尻を向けて排便をして見せる。
満足した男性から1万円を受け取ると、何事もなかったように都内にある自宅アパートに帰って行く。

国立社会保障・人口問題研究所の調査(2010年)では、年間の可処分所得(収入から税金や社会保険を支払った残りの自由になる金)112万円未満の人が「貧困状態」該当者。その割合は20~64歳の独身女性の32%にものぼる。
該当者であるA子以外にも「自分が特に金持ちなんて思ってなかったけど、私の収入だともう少しで貧乏の仲間入り」(23=不動産)、「完全に貧困状態です」(20=劇団員)。意外にも我々の周囲に少なからずいるのだ。

大学卒業後に2度の転職を経て、最近3つ目のアパレル店を辞めたB子(27)は、ルームシェアしていた女友達が出て行ったため引っ越しせざるを得なくなった。
だが、失職中の身で転居費用約50万円がない。両親が立て替えたが、借用書にサインした。
「何度もお金を出してもらってるから、両親は本当に自立させる思いで借用書を作ったんです」(B子)

貯金はゼロで、生きるために渋谷で特殊なバイトを始めた。男性の自慰行為を見るだけで2000円が稼げる〝風俗〟だ。それでも指名は少ない。
「お店からも『あなたみたいな大人がこんなところで働くのは遅い』と言われました。男の人はもっと若い子を指名します」(B子)
今では1本の稼ぎ3000円の手コキへ踏み切ろうか心が揺れている。

風俗嬢のC子(24)には悩みがある。「常連のお客さんが長時間コースを選んでくれるんですけど、それには〝条件〟があるんです」。
条件とは脱法ドラッグ「ハーブ」を一緒に使用するプレーだ。性感を高めるセックスドラッグとしても使われているとされ、大麻や覚醒剤への「ゲートウエイドラッグ」として当局も規制へ動き出した代物だ。
「太客を逃すと家賃とか食費がキツくなるから、断れません」と語るC子の表情は大麻中毒者のものに似てきている。

冒頭のA子は「ウンチする姿を人に見せるなんて、最初は本当にイヤで情けなかった。
でも週に1回、これだけで1万円が手に入る。生活のために慣れてしまってる自分が怖い」とポツリ。
独身女性の格差社会が確実に広がっている。

関連ブログ:たんぽぽのなみだ~運営日誌
単身女性の貧困率

マンションで集団売春 生活苦の貞淑人妻「愛人バンク」

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人妻たちの“秘密バイト”が、とんでもないことになっている。
「最近は風俗店で働いても、客が少なくて稼げない。かといって、ネットで相手を探して個人売春するのは何かと危険も多い。そうしたなか、人妻同士がマンションの一室を借りて、集団売春を始めているんですよ」(スポーツ紙・風俗班デスク)

にわかには信じ難い話だが、すでに都内だけでも、その存在は10軒以上確認されているという。
「形態はさまざま。表向き“メンズエステ”を謳っているところもあれば、看板を出さず密かに営業しているところもあります。まさに知る人ぞ知る素人系裏フーゾクですよ」(同)

その一つといわれるのが、恵比寿にある会員制のメンズエステだ。会員制とあって一見さんはお断りで、既会員の“紹介”が必要とのこと。また、営業時間も9時から17時までと、明るい時間帯しか開いていない。
実際、この店を知人の紹介で潜入したという風俗記者がこう証言する。
「駅から徒歩10分ほどの高級マンションでした。間取りは3LDKで、3つある部屋に一人ずつ女性が待機しているんです」

部屋の借り主が30代の女性で、メンズエステのオーナーだった。まず、オーナーにそれぞれの部屋を案内され、“顔見せ”があり、そこから気に入った女性を指名するというシステム。ちなみに料金は60分1万1000円。記者が指名したのは、32歳の人妻で深津絵里似だった。
「夫は印刷メーカーに勤める会社員で、給料が少ないそうです。それで彼女は“将来の不安”を感じて、友達の紹介でこのバイトを始めたと話していました。しかも、店には彼女の知り合いの奥さんが4人も働いているそうです。以前働いていたパート先の人妻や、学生時代の友達なんかもいると言ってました」(同)

そんな謎のマンション風俗は、「メンズエステ」とは名ばかりの完全な裏フーゾクで、本番アリだった。
「マンションの一室ということもあって、妙に新鮮でしたね。ホント不倫気分ですよ。深津似の彼女も全く風俗慣れしていなくて、可愛かった。それに、隣の部屋に知り合いの人妻もいるとあって、ずっと『声出ちゃう!』なんて懸命に堪えている姿も妙にエロかったです」
そんな極上の“昼下がりの情事”を味わえたとあって、その後も度々記者は利用しているという。

それだけではない。
「こっちから、また別の男性を紹介すれば、一人につき2000円ほど割引してもらえるんですよ。いわば“紹介料”。そうやって、目立たない程度に客を増やしているんです」(同)

 今、こうしたマンション型の素人妻売春は、全国的に広まっているようだ。
「大阪では最近、住吉区や東住吉区など、比較的閑静な住宅街にあるマンションの一室をスタジオにして、『撮影会』を開いている人妻グループがあるんです」(大阪在住の風俗記者)

その入り口はネットの掲示板で、「人妻モデルばかりの撮影会です」といった書き込みをしているという。
「一度、自分も潜入したことがあるのですが、撮影会と謳っていても、ただの“売春部屋”。それどころか、人妻だからという理由で撮影はNGでしたよ。その代わり、リビングにいた4人の“自称モデル”を選んで、寝室で最後までヤレるんです。料金は1万5000円でした」(同)

女性の年齢層は30~40代で、彼女たちも全員が顔見知りだったそうだ。
「自分が指名したのは、35歳のグラマラスな奥さんでしたが、彼女はママ友サークルで知り合った奥さんにそこを紹介されたと話していましたね」(同)
普通の風俗店では高級求人情報誌などを見てきた女性を採用しているが、この手のサークルは、全てなんらかの繋がりのある人妻たちで成り立っているのだ。

こうした話は、何も東京や大阪といった都会に限ったものではない。むしろ地方のほうが多いという。
北海道在住の風俗記者が説明する。
「売春目的ではなくても、小樽や帯広といった地域では、主婦同士がお金を出し合って賃貸マンションを借りていることは以前から結構あったんですよ。家賃も安くて、2DKの部屋でも4~5万円程度ですからね」

地方では夫の両親と一緒に暮らしている奥様の比率も高い。ゆえに、“たまには一人の空間が欲しい”という理由で、主婦同士で夫に内緒の“共同別宅”を借りているのだという。
「ただ、同じような生活環境の人妻が集まると、『夫とはセックスレスで欲求不満』とか『お小遣いが足りない』といった悩みや愚痴も飛び交います。そうなると、“みんなで渡れば怖くない”といったノリで集団売春を始めるケースがあるんです。しかも、帰りが遅くなっても知り合いの人妻同士ですから、口裏を合わせておけば夫に疑われませんからね」(同)

なんとも恐ろしい話だが、決して他人事ではない。アナタの奥さんや顔見知りの人妻も、この手の売春サークルに入ってしまう可能性もあるのだ。

激安風俗30分4000円 なぜボロ儲けできるのか?

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「30分4000円」が売りの個室マッサージ店が摘発された。警視庁に逮捕されたのは豊島区北大塚で「絹(シルク)」「扇本舗」を経営する韓国籍の金秀弘容疑者(43)ら3人。風俗禁止区域で営業したため風営法違反に問われた。

驚かされるのは料金の安さだ。午前11時から午後5時までは30分4000円、5時以降は同5000円で、1日にシルクは平均70人、扇本舗は35人の客を集め、月に計3500万円の売り上げ。6年半で計19億円を売り上げたというから、ぼろ儲けだ。

風俗ジャーナリストの村上行夫氏が言う。

「在籍嬢の年齢は21〜51歳と幅が広く、美人は少なかったが、それが逆に良かったのです。店長が“中高年や老年世代に愛想よく”と指導し、和服を着て不美人ながらも素人っぽい笑顔で接客するものだから常連客を確保できた。とくに安定した収入がある年金生活者にリピーターが多く、彼らが売り上げを下支えしていた。基本は手コキだけど、フェラで口内発射させる子もいてネットで評判でした。サービス精神旺盛な不美人をうまく使って成功したわけです」

不景気の中、この2店にかぎらず風俗界の値崩れは進む一方だ。本番OKのソープですら9000円台の店が現れるほどだ。

「どこも薄利多売でしのいでます。都内のピンサロには『1分100円』の店も出たし、20分1980円で女の子が2人つく店もある。格安の中国エステは本番が7500円。デリヘルは2、3年前まで最低1万2000円でしたが、いまは7000円もあります。しかも1万円が相場だった本番のチップが下がり、いまでは1000円でも喜んで本番させる子がいます」(村上行夫氏)

政府の無策がもたらしたデフレのせいで、風俗界は店も女の子も消耗戦を続けている。

フツーのバイトよりも低い月収でも…足を洗えない風俗嬢の実態

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下流風俗嬢がそれでも仕事を続けるワケ

月収20万円以下、稼げど稼げど日銭が消える。バイトのほうが高給なのに彼女らは、なぜ…。
風俗歴10年、咥えた男根の数と反比例するように生活は困窮していく。計算すれば、バイトよりも低い月収にげんなりするも、足を洗えない風俗嬢は多い。
彼女たちはなぜ、貧しくても風俗を続けるのか?貧窮問答歌に耳を傾けてみた。

売れない風俗嬢ほど哀れなものはない「フツーの生活がしたい」
バレるのが嫌で東京出稼ぎ地方風俗嬢…交通&宿泊費でカツカツ
「あたしバカだから…」高校卒業してわずか2か月で風俗入り
意外にも今の生活に不満なし? 関西ベテラン風俗嬢の重い言葉
そこは地獄?天国?M県売春W島の本番嬢の数奇な人生に迫る
働き口はほかにもあるのに、なぜ彼女たちは風俗を選ぶのか?
モテないゲイほど哀れな人生はない…ゲイバーのママさんに聞く
“極貧生活”稼げない風俗嬢の共通点…雇用側店長が語る実態

「あたしバカだから…」高校卒業してわずか2か月で風俗入り

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■アケミさん 援助交際(名古屋)
愛する男のために男根を咥え続けた34歳援交女の壮絶な風俗人生
▼風俗歴15年
▼ヘルス嬢からフリーの売春婦へ
▼経験平均月収15万円

アケミさん(34歳)が風俗入りしたのは高校卒業してわずか2か月のことだった。

「彼氏にナンパされて、仕事を紹介してもらいました。最初は驚いたけど、あたしバカだからどこも雇ってくれなかったし……」

もちろんこの“ナンパ”はスカウトのことであり、彼氏とは名ばかりでその男にはしっかりと妻子がいる……というオチがついているのは言うまでもない。

アケミさんの幼なじみにも話を聞いた。

「ちょっと頭の弱いところがあって、風俗で働き始めたときも、お店の外に新人入店って顔写真入りで張り出されて、地元ですごい話題になったんです。

でも、彼女はことの重大さに気づいてないんです。結局、そのまま“彼氏”に騙され続けて今に至ります」

イメクラを皮切りに、ピンサロやSMクラブ、温泉街のピンクコンパニオンなど、あらゆる風俗を経験したアケミさんが最後に辿り着いたのが援交だった。

「彼氏から紹介された人のところに行ってます。ツライ?う~ん、でも、ずっと付き合ってくれてるのはあの人だけだから……」

彼氏が出会い系のサイトに書き込み客を斡旋しているようだが、年齢と外見から会ってくれなかったり、踏み倒されたりすることはザラだという。

今の望みは、「もう一度お店で働きたい」という。なんともやりきれない話である。

売れない風俗嬢ほど哀れなものはない「フツーの生活がしたい」

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■馬場さん デリヘル(東京)
上京して高みを目指した風俗嬢はその日のメシ代すらも危うい毎日に
▼風俗歴10年
▼ソープ以外は一通り
▼経験平均月収15万円

フーゾク業界は体を駆使する対価として「高給」や「自由」が保障されてきた。
この保障は女の特権として男から羨ましがられたりするのだが、「売れない風俗嬢ほど哀れなものはない。
できればフツーの生活がしたい」とやりきれない現状を嘆くのは、鶯谷デッドボールで働く馬場さん(29歳)だ。

彼女が業界入りしたのは、茨城のピンサロで18歳のときだ。
「その頃は景気もイイし、若くて痩せてたし、一日2万5000円くらい稼げた。Hも好きだし、毎日遊んで暮らしてました」

そこで馬場さんは高みを目指し上京。しかしそれが転落の始まりだった。ヘルスやピンサロを転々とする
売れない日々が続き家賃も払えぬほど困窮、早い話が彼女のルックスでは通用しなかったのだ。

寂しさのあまり、言いよってきた男に身を委ねたのが運のツキ。150万円もの補正下着を買わされ、そのローンを体で払えと男の車で寝泊まりしながら出会い系で客を募り援交をさせられる日々。
毎日「なぜ体まで売ってるのに人並みの生活ができないんだろう」と自問自答していたという。
結局、ローンを払い終え、男から逃げるように寮付きのデリヘルへ。現在はアパート暮らしをしているが、明日の食費もままならないという。

「本当はフツーの仕事をしたいけど規則正しい生活が苦手で……。それにフツーの仕事の給料は1か月後。その間どうすれば……」
誰からも借りられないとなるとフーゾクしかない。だから抜けられないと彼女は肩を落とす。
「でも、援交よりマシです。お店に守られている安心があるから」身につまされる現実に、股間を熱くさせるヒマもなかった。

バレるのが嫌で東京出稼ぎ地方風俗嬢…交通&宿泊費でカツカツ

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■ねねさん ホテヘル(東京)
学費と生活費と手術代のために仙台から連日出稼ぎ出勤で貧乏に!
▼風俗歴2年
▼キャバクラ勤務の経験あり
▼経験平均月収40万円

ねねさんは新宿区のホテヘルMで働く21歳の風俗嬢だ。Mは女のコのレベルが高いことで有名で、ねねさんはロリっぽいキュートな外見で人気の嬢だ。

出勤日前日には予約がいっぱいになるほどファンが多い。彼女は月に10~15日ほど働いており、収入は手取りで最低でも40万円。

儲かっていると言えるのだが、彼女の生活はカツカツだという。

「わたし、実家のある仙台から通ってるんですよ。地元だとバレるのが嫌で、東京で働くことにしました。往復の交通費と宿泊費で、3万円近くになりますから……。月に最低でも15万円以上の出費になります」

その結果、彼女の実質的な手取りは月に25万円程度に。さらに彼女は毎月8万円の生活費を家に入れながら、自分が通う専門学校の学費も捻出しているという。

「生活に余裕はないですよ。自分の好きなモノはほとんど買えないですし、服はもらいものばかり」

さらに不幸は続く。

「目が霞んで見えるようになって、病院に行ったんですが。遺伝性の病気で、手術しないと失明するんです。手術代(200万円)も貯めなくちゃいけないし……」

手術代を貯めるとなると、東京出張のおかげで完全に赤字。多少のリスクを冒しても、仙台の風俗街で働こうか迷っているという。

日本で稼げぬキャバクラ嬢 中国人の愛人になり高給もらう

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 デフレ不況により、最近日本の風俗・水商売業界の価格水準が下がっている。それはソープランドからデリヘル、キャバクラまで…。業界で働く彼女たちの収入も当然下がるわけだが、彼女は収入源をどこに見出すのか? ノンフィクションライターの窪田順生氏は「中国の富裕層」と語る。

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値が大きく下がって「買い時」であるキャバ嬢に手を差し伸べているのが中国の富裕層だ。今、彼らの間では「日本人女性と短期契約を結ぶ」遊びが流行しており、その供給元として“激安キャバ”が目をつけられているという。

「コーディネーターは客として激安店に入り込み、“みんなで上海に遊びに行かない? 向こうの金持ちが日本の女の子たちと飲みたいって言うんだよ”と口説く。みんなカネのない娘だからすぐに飛びつきます。あとは現地で“300万で1か月愛人になってくれ”とか“1週間の契約で100万”とか申し出を受ければみなクビを縦にふりますよ。金持ちの中国人男性にとって日本の女性は“高級ブランド”のひとつですから、これからもっと需要は増えるでしょうね」(六本木キャバクラ店員)

 今、日本の資源獲得を狙って中国資本が押し寄せているが、その中のひとつに「日本人女性」も含まれているということなのか。

※SAPIO 2010年11月24日号

働き口はほかにもあるのに、なぜ彼女たちは風俗を選ぶのか?

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デキる風俗嬢ほど、短期間でガッツリ稼いでスッパリ足を洗い、何食わぬ顔で真っ当な社会生活を送っているもの。

風俗ライターのR氏によれば、ズルズルと業界にとどまる“ベテラン”たちは、なんらかの問題を抱えているケースが多いという。

「結局、男への依存と借金と社会不適応、これがキーワードでしょう。基本的に快楽主義者なんですよ。楽しいことが好き、ツライのは嫌。働きたくないけどお金は欲しい。だから借金するとかね」

元風俗嬢の主婦、亜美さん(仮名・38歳)もR氏と同意見だ。

「『風俗辞めようと思っても、学歴も職歴もないから雇ってもらえない』ってよく言いますよね。本当はそんなの近所のスーパーやスナックで働く分には関係ないんです。
大丈夫だよって教えてあげても、今度は『もっと稼ぎたい』って言うんです。
結局、お金がもらえるまで1か月も辛抱できないんですよ。毎日お金がもらえるから、お金がなくなれば働きゃいいって感覚になるんです」

稼ぐカネの総額は変わらなくとも風俗は日払い。風俗特有の朝三暮四のカラクリがあるのだ。

【辞めた途端に始まる頑張らなきゃならない日常】

一度は足を洗って一般企業に就職したものの、出戻ってしまったというユカリさん(仮名・29歳)に出戻り風俗嬢の悩みを聞いた。

「金銭感覚が狂うってのもあるんだけど、一番大きいのは時間。朝10時に出社とか残業とか、普通の人なら当たり前のことを『風俗辞めたんだから、頑張らなきゃ』って、常に考えながら生活しなきゃいけないのがすごく苦痛」

一度吸ってしまった蜜の味は、そうそう忘れられるものではないのだという。

ほかにも、「好きなバンドの追っかけで、時間とお金が自由になるから」など、時間とカネというキーワードに絡んだ答えがよく聞かれた。

逆に「過去をバラすって言われて、店が辞めさせてくれない」といった前近代的な話をしたのは、一人だけ。

「まぁ、ダメなコだって俺たちが言ってもさ、そういうコを雇っちゃう俺たちもいるしね」と語る風俗店店長の言葉が風俗業界を表しているのかもしれない。

“極貧生活”稼げない風俗嬢の共通点…雇用側店長が語る実態

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■風俗店店長座談会

稼げるハズの業界に身を寄せながらも極貧生活に陥っている下流風俗嬢たち。売れない、稼げない彼女らの共通点とは何なのだろうか……。

雇う側の風俗店店長たちにその実態を語ってもらった。

A氏 長年風俗業界に携わっているけど、基本的に風俗嬢は労働意欲がないコが多いよね。

B氏 風俗嬢はみんな、ナマケモノだからね。努力しなけりゃ稼げないのは一般社会も同じ。

A氏 それでもルックスが平均点以上ならなんとか稼げるのがこの業界。でも平均点以下だと努力なしでは稼げない(笑)。

C氏 努力って……まさか本番?(笑)

A氏 違う違う! 会話とか接客態度だって(笑)。
本番やらせるコは一時的に客が増えて稼ぐよね。でも基本的にヤらせればイイって思ってるから、どうしても仕事熱心じゃなくなる。
結局、店にバレてクビになってほかのお店に行っても本番やってクビになって……って繰り返しちゃう。

B氏 それにスタッフやほかのコとのコミュニケーションも大切。
そういう一般常識があるコは稼がせてあげたくなるし、実際お客さんもつく。
風俗店も一つの会社。タクシードライバーと一緒で、仕事は個人プレーだけど、結果的にはチームプレーだから。

A氏 でもフーゾクにどっぷり浸かるとその感覚が薄れていくんだよ。
今、食えてない20代後半の“ベテラン”のコたちは、若い頃は努力しなくても稼げてた感覚が抜けきらないコたちだね。

C氏 ダメなコたちって遅刻も当日欠勤も当たり前、普通の会社じゃ通用しない非常識さを持っているよね。
もう私生活からしてだらしないからデブばっかり(笑)。

A氏 もちろんフツーの仕事はできないから、それでもこの業界に居座り続ける。
ヤツらは最終的には本番があるって思っているから、たちが悪い(笑)。